フィルムの種類-その1


フィルムの種類は膨大!その中で選ぶポイントの一つであるフィルムサイズについてご紹介します

フィルムのサイズ

フィルムのサイズがカメラで使えるものと合っていないと写真は撮れません、というかセット出来ません。これからフィルム写真を始めようと思っておられる方は、使いたいカメラに合わせてフィルムを選ぶ、もしくは使いたいフィルムに合わせてカメラを選ぶということが必要になってきます。

35mmフィルム

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一般的に写真用フィルムというと大半はこのサイズのことを指すと言ってよいでしょう。Filming(フィルミング)で扱っているのも35mmフィルムです。特にことわりを入れていませんでしたが、これまでの記事でも35mmフィルムを前提としていました。

種類も豊富で手に入れやすいので、これからフィルム写真を始めようという方は特に理由が無ければこの35mmフィルムを選ぶのが良いと思います。

中判フィルム

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中判カメラ用のフィルムです。ブローニーフィルムとも呼ばれ120サイズと220サイズがあります。

写真として写る部分の面積が大きく、35mmフィルムの約4倍もあります。
ですから、より高精細な写真が撮れたり、プリントで大きいサイズに引き伸ばしても綺麗だったりというメリットがあります。
デジカメで言うところのセンサーサイズが大きいのと同じですね。
風景写真や写真屋さんで撮る記念写真用に使われることが多いのではないでしょうか。
フィルムが大きい分カメラやレンズも大きく重くなります。

よっぽどの理由が無ければいきなり中判フィルムから始める方はいないと思いますが、お伝えしたかったのは、35mmフィルムを買おうと思って間違って中判フィルムを買ってしまわないように注意して下さい。

フィルムに慣れてくるとそんなことはまずしないのですが、始めたばかりで中判フィルムの存在を知らないとお店で見かけたとき混乱しますし、最近はネットで買ったりするときに現物を見ないとよくわからずに注文してしまうという危険性がありますのでお気をつけください。

その他にもフィルムサイズの種類だけでかなりあるのですが、既に廃盤になっていたりマニアックなものだったりするので、上の2種類が頭に入っていれば問題ないと思います。